コロナも少し落ち着いてきてましたので
昨年末にようやくイギリスへ買付けに行くことができました。
英国フランネルの代名詞「FOX BROTHERS(フォックスブラザーズ)」が250周年を迎えたこともあり、
フォックスブラザーズの工場を見学させていただき、ここでしか絶対に手に入らないデッドストックの生地もいくつかピックアップしてきましたので、今後少しずつ紹介していければと思います。
Savile Row(サヴィル・ロウ)
イギリス・ロンドン中心部のメイフェアにある通りでオーダーメイドの名門高級紳士服店が集中しています。
スーツ発祥の地と呼ばれるロンドンでも有名な仕立て屋はだいたいがここに集っており、一説には「サヴィル・ロウ」が訛ったものが日本語の「背広」となったとも言われています。
写真右側の仕立て屋(Huntsman & Sons)は映画「キングスマン」でも出てきた仕立屋です。
高級感漂う雰囲気を放っており、お店に入るのは少し躊躇してしまう感じでした。
リバティ (Liberty)
イギリスのロンドン中心部、グレート・マルボロ・ストリートにある老舗百貨店。
またプリント生地を得意とする服地メーカーとしても知られており、歴史への深い研究に裏付けられたプリント柄は今も多くのファンがいます。
当店でもリバティの代名詞となる生地「タナ・ローン」を扱っており、薄くて軽く、シルクのような手触りながらも、シワになりにくいためシャツ生地として大変人気を集めております。
英国フランネルの代名詞「FOX BROTHERS(フォックスブラザーズ)」
英国フランネルの代名詞「FOX BROTHERS(フォックスブラザーズ)」。
1772年に英国西部のサマセット・ウェリントンで創業した老舗の生地メーカーで、フランネル地の創設者として公認されています。
その伝統的な製造方法とデザイン技術で、今も世界に向けて最高級の生地を作り出しています。